Photo Studio Crit Lab

Photo Studio Crit Labは大阪にある撮影スタジオです。最新で多種多様な撮影機器がご利用いただけます。


【2025年版】モデルの髪型トレンド完全ガイド|はじめての撮影でも“盛れる”前髪・レングス・質感のつくり方

はじめに——「かわいい」は戦略でつくれる

はじめての宣材撮影、テストシュート、オーディション写真。服やメイクは頑張るのに、髪はいつも“なんとなく”で済ませていませんか?
髪は顔まわりのフレーム。前髪・分け目・毛流れ・ツヤの4要素を整えるだけで、印象は大きく変わります。この記事は、アマチュアモデル・素人モデル向けに、いま押さえるべきトレンドと、現場で使える具体的なやり方をやさしい言葉でまとめた“読みながら準備できる”ガイドです

1. 2025年の“効く”トレンド早見表

まずは、今年の空気感を一枚で把握。用語は後の章で丁寧に解説します。

  • 前髪
    • シースルーバング:薄く透ける前髪で軽さと抜け感。人気は継続中。ホットペッパービューティー
    • カーテンバング:中央が割れて“カーテン”のように流れる前髪。世界的にも注目度アップ。Vogue Japan
  • レングス&質感
    • タッセルボブ:毛先をぱつっとそろえた“切りっぱなし”の韓国発ボブ。清潔感×モードで写真映え。MAQUIA ONLINE
    • ヨシンモリ:大きめカールで“面”を見せる上品ウェーブ。ツヤ感重視で大人っぽく。美的生活
  • フリンジ(前髪の太さ)
    • 極薄フリンジレトロフリンジ(バーキン風)が再注目。美的生活

迷ったら「薄め前髪+タッセルボブ(またはヨシンモリ)」は、初撮影でも失敗しにくい黄金コンビです。

2. 自分に「似合う」を見つける4ステップ

STEP1:顔型

  • 丸顔→縦ラインを足す。分け目をやや外側に、前髪はシースルーで額を少し見せる。
  • 面長→横と奥行きを足す。カーテンバングやサイドにボリュームを。
  • 逆三角→あご下に重心を置く外ハネタッセルボブが安定。
  • ベース型→表面レイヤーと顔まわりカールで輪郭に“丸み”を加える。

STEP2:髪質

  • 細くペタン→ドライテクスチャースプレーで根元を起こし、毛先は38mmでワンカール。
  • 多く広がる→オイル+バームで“面”を整える。巻きは太めアイロンで大きく。
  • くせ毛→無理に伸ばし切らず、ツヤを優先。オイルの後に軽いヘアスプレーで表面をコート。

STEP3:首・肩のライン

  • 首長め→ハーフアップ耳かけで首の美しさを味方に。
  • 首短め→重心をあご下に置く外ハネボブ、高すぎないローポニーが◎。

STEP4:キャラクター

  • 清楚・受けの良さ:シースルーバング×ミディやボブ。
  • 大人・上品:カーテンバング×ヨシンモリ。
  • モード・個性:タッセルボブや厚めフルバング。

3. 撮影コンセプト別・“勝ち筋”ヘアプラン

宣材・オーディション(顔立ちをクリアに)

  • 前髪:極薄シースルー or カーテンバング
  • レングス:ボブ〜ミディ。毛先は内巻きワンカールで清潔感。
  • 仕上げ:ツヤ9:動き1を意識。前髪の割れは透明ワックスで点留め。美的生活

韓国アイドル風プロフィール(可憐×上品)

  • ヨシンモリの大きいカールで“面”のツヤ。耳後ろ〜首元にくびれ。美的生活
  • 前髪はシースルー薄めのラウンド

ストリート/ファッション(スナップ映え)

  • タッセルボブのぱつっとラインで抜けのある強さ。軽い外ハネ+ジェルで“濡れ質感”。MAQUIA ONLINE

ビューティー・コスメ寄り(肌のツヤ優先)

  • 前髪は生え際をふわっと起こして影を作らない。
  • 分け目はジグザグに取ると地肌の白浮き防止。

和装・浴衣(うなじと横顔を主役に)

  • ローポニー面シニヨン。耳周りは“後れ毛3束”で小顔見せ。
  • 後れ毛は57mmまで。太すぎると生活感が出やすい。

4. 5分でわかる“前髪”の正解

  • シースルーバング:軽さと透明感。眉下〜目上で設定すると写真でバランスが取りやすい。2025年も人気継続。ホットペッパービューティー
  • カーテンバング:中央が開きサイドへ流れる。レイヤー入りで小顔効果。海外トレンドの流れも追い風。Vogue Japan
  • レトロ(バーキン)フリンジ:厚みはあるが“重すぎない”まっすぐ感で洒落見え。Vogue Japan

崩れないコツ

  1. 前髪だけドライシャンプー→皮脂オフ
  2. 根元を下から弱風ドライ→ふくらみ固定
  3. 透け量を指先で整え、軽いスプレーを“空中散布”してふわっとキャッチ

5. レングス別・“写真で盛れる”スタイリング手順

ショート〜ボブ

  1. 32〜34mmでのミックス巻き(顔まわりは外)
  2. バーム米粒2を手で溶かし、毛先表面
  3. 仕上げにとかさない。手ぐしで束感キープ

ミディ〜ロング(ヨシンモリ) 美的生活

  1. 38mmで全体を内ワンカール→面を整える
  2. 中間を大きくリバース巻き→くびれ形成
  3. オイル1滴を中間〜毛先にだけ。根元は付けない

タッセルボブ(切りっぱなし) MAQUIA ONLINE

  1. ストレートアイロンで面をフラット
  2. 毛先はほんのり外ハネ
  3. ジェルorオイルでライン感を強調

6. カラーは“肌と光”で選ぶ

  • スタジオ照明(5000K前後)黄みが強いカラーはくすみやすい。ニュートラル〜寒色寄りが安全。
  • 自然光メインウォームブラウンベージュも血色よく映る。
  • 黒髪でも、表面のツヤが出れば十分勝てます(オイル+ブラシで“面”を作るのが鍵)。

7. 当日までの準備タイムライン

  • 75日前:前髪・量感の微調整はOK。大幅なカットやカラーは避ける(色ムラや長さミスのリスク)。
  • 3日前集中トリートメントでキューティクルを整える。
  • 前日:夜は根元までしっかり乾かす。寝癖は濡らしてから乾かすが基本
  • 当日朝:前髪の皮脂オフ→軽くブロー→巻き→仕上げアイテムは付けすぎない

持ち物チェック
クリップ(ダッカール)/Uピン少々/コーム/前髪用スティック/ドライシャンプー/ヘアオイル(小)/ミニスプレー/予備のヘアゴム

8. 現場で差がつく“小ワザ”10

  1. 分け目は5mmずらすと地肌の白線が消える
  2. 前髪の割れグセは、根元を逆方向に温風冷風
  3. 耳かけは“耳の上半分だけ”見せると小顔見え
  4. うねりは表面1〜2束だけストレートアイロンで整える
  5. 風あり撮影はハードスプレーを遠くから、面を固めすぎない
  6. 背景が暗い日は前髪を薄く→目のハイライトが生きる
  7. 顔まわりの後れ毛は3束まで。多いと生活感
  8. 顎先より下に巻きの重心→首長効果
  9. アイロン前は完全に乾いているかチェック
  10. コームで梳かす手ぐしで崩すの順で“こなれ”を作る

9. トレンド解説・もう少し詳しく

シースルーバング
薄くて軽い前髪は、顔の余白をコントロールしやすく、宣材でもコーデでも対応力が高いのが人気の理由。2025年も検索・支持が高水準です。ホットペッパービューティー

カーテンバング
中央が自然に開いてサイドへ流れる前髪。レイヤーの入り方次第で色っぽくもヘルシーにも振れ、海外トレンドの後押しも。Vogue Japan

タッセルボブ
“房飾り”由来の直線的な毛先ライン。手入れが楽で、写真でも輪郭がシャープに出るため、ファッション寄りの撮影との相性が抜群。MAQUIA ONLINE

ヨシンモリ
“女神ヘア”の名のとおり、大きなカールで面のツヤを見せるのがポイント。顔まわりはリバースでくびれを作ると垢抜けます。美的生活

10. カメラ・ライティングと髪の“相性”を知る(水平思考のコツ)

  • 逆光:髪の輪郭にライトが乗るので、毛先のライン(タッセル)や後れ毛が効く。
  • 硬い直射ライトアホ毛が強調されがち。表面だけオイル1滴+スプレー薄膜
  • 広角レンズ:顔のサイドが広がって見えやすい→顔まわりはタイトに。
  • 望遠レンズ:情報量が圧縮される→前髪に透けを作ると軽さが出る。
  • モノクロツヤとコントラストが命。巻きすぎず“面”を整える。

11. ヘアメイクさんとのやり取りテンプレ(コピペOK)

明日の撮影ヘアについて相談させてください。
・希望:薄め前髪+タッセルボブ寄りの外ハネ/清楚め
・苦手:前髪の割れグセ、湿気で広がる
・衣装:白ブラウス+台形ミニ
・写真の用途:宣材(顔重視)
参考イメージを3枚添付します。私の髪写真も添えておきます。
当日は自前でオイル・バーム持参します。よろしくお願いします!

12. 予算別・手持ちアイテムで十分“盛れる”セット

  • 1,000円以内:ドラストのワックススティック/ミニスプレー/ドライシャンプー
  • 3,000円以内ヘアバーム+コーム+ダッカール(セットの再現性が段違い)
  • 5,000円以内3238mmアイロン(面がきれいにつく太さ推奨)

13. よくある失敗と回避策

  • 前髪が重い毛束を3束分だけ摘んで間引く。一気に切らない。
  • 巻きが取れるアイロン前に完全乾燥+冷ますを徹底。
  • ベタつく→オイルは米粒1から。前髪と根元には付けない。
  • 広がる表面だけストレート→大きいカールでまとめる。

14. 撮影スタジオを使うときのポイント(大阪エリア例)

  • 自然光の入り方(午前・午後で変わる)を事前に確認。
  • メイク直しスペースコンセント位置もチェック。
  • 例:**Rental Photo Studio Crit Lab(レンタルフォトスタジオ クリットラボ|大阪・西中島)**は白背景・自然光・動画対応など、前髪・質感の検証がしやすい環境がそろっているので、初めてのテストシュートにも向きます。
    ※スタジオ名は、現在実在する施設のみを例示しています。

15. すぐ使えるチェックリスト(保存推奨)

  • 目的:宣材/コスメ/ファッション/和装
  • 前髪:シースルー/カーテン/フル
  • 分け目:中央/右寄り/左寄り(5mmずらし)
  • レングス:ショート/ボブ/ミディ/ロング
  • 巻き:外ハネ/内巻き/ミックス/リバース
  • ツヤ:オイル/バーム(付けすぎ注意)
  • 持ち物:コーム/スティック/スプレー/ドライシャンプー
  • 仕上げ確認:前髪の透け・毛先ライン・表面の面・後れ毛の本数

16. まとめ——“似合う”は更新できる

トレンドは移ろっても、あなたらしさ×写真で映えるロジックは普遍です。
まずは前髪の薄さ毛先のラインを整える。そこにツヤを一滴。
それだけで、たくさんの「かわいい」が、あなたの味方になります。


参考(トレンドの確認に役立つ信頼ソース)


読者の“いま”に寄り添うため、本記事は基本原則は普遍・具体例は最新の方針で作成しています。引用部分以外は、撮影現場での再現性を重視した実践ガイドです。

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Ctit-Phot
大阪市淀川区西中島にある Rental Photo studio Crit Lab(レンタルフォトスタジオ クリット ラボ) は、 アマチュアカメラマン・地下アイドル・素人モデルの撮影や商品撮影に最適な、自然光と白ホリ背景を活かしたレンタルフォトスタジオです 「SNS映えする写真を撮りたい」「ポートフォリオ用の作品撮りをしたい」「動画やチェキ会もできるスタジオを探している」そんな方々のために、当スタジオは初心者でも使いやすい設備と環境を整えています。
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