Photo Studio Crit Lab

Photo Studio Crit Labは大阪にある撮影スタジオです。最新で多種多様な撮影機器がご利用いただけます。


初めての撮影に!レンタルフォトスタジオ使い方入門

はじめてスタジオ撮影に挑戦するアマチュアカメラマンに向けて、予約の流れからライティングの基本、ジャンル別の設定、費用感、失敗しないコツまでを一本でわかるようにまとめました。この記事だけで「何を用意し、当日どう動き、どう撮ればいいか」まで具体的にイメージできます。


レンタルフォトスタジオの基礎知識とメリット

レンタルフォトスタジオでできること

  • 時間単位でプロ環境を借りられる(背景紙・ストロボ・常設ライト等)
  • 物撮り、ポートレイト、動画撮影まで用途が広い
  • 天候・時間帯に左右されず、再現性の高い画づくりができる

アマチュアにとっての主なメリット

  • 自宅では再現しにくい「均一な光」「広い背景」「反響の少ない音環境」
  • ワンランク上の仕上がり=ポートフォリオやSNSで差が付く
  • 時間貸しで費用を抑えつつ、練習にも最適(1~3時間でも成果が出る)

向いている人・向いていない人

  • 向いている:機材や背景を整えて作品の質を上げたい人、短時間で多カットを撮りたい人
  • 向いていない:自然光オンリーで偶発性を楽しむ撮り方だけを求める人

レンタルフォトスタジオの使い方:予約から当日まで

予約前に確認する3項目

  1. 目的(物撮り/ポートレイト/動画)と必要なスペース・天井高
  2. 常設機材(ストロボの出力、ソフトボックスのサイズ、背景紙の色)
  3. 料金・オプション(機材レンタル、アシスタント、延長、キャンセル規定)

予約~支払いの基本フロー

  • サイトで空き確認 → 時間・人数・機材の要否を入力 → 予約確定
  • 事前決済 or 当日精算を選択(支払い方法は事前に確認)
  • 予約後は「持ち物チェック」「ショットリスト」「照明プラン」を準備

当日の流れとマナー

  • 入室→機材チェック→テスト撮影→本番→片付け→原状回復→退室
  • 時間には準備・片付けを含む。退出ギリギリまで撮影しない計画を
  • 館内ルール(飲食・火気・音量・靴底養生)を遵守。壁や背景紙は傷つけない

目的別レンタルフォトスタジオの使い方(設定とライティング)

物撮り(商品撮影)

  • ライティング例
    • キー:ソフトボックス(60–90cm)を45°上斜めから
    • フィル:レフ板(白)で影を起こす
    • 背景:白無地 or 商品カラーに合わせてグレー/カラー紙
  • カメラ設定の目安:f/8–11、ISO100–200、SS 1/125、WB 5500K
  • コツ:ホコリ除去、水平・垂直を厳守、反射物は偏光フィルターも検討

ポートレイト(人物撮影)

  • ライティング例(ビューティー)
    • キー:大きめのオクタ(90–120cm)を目線より上から
    • フィル:下から白レフ板でキャッチライトを整える
    • 背景:無地(白・グレー・カラー)で衣装を引き立てる
  • カメラ設定の目安:f/2–4、ISO100–400、SS 1/125、WB 5200–5600K
  • コツ:被写体との距離を一定に、ポーズ指示は短く具体的に、目線と指先まで注意

動画(TikTok・YouTube)

  • ライティング例
    • キー:ソフトライトを正面45°
    • エッジ:背面に小型ライトで輪郭分離
    • 背景:奥行きを出すため距離を取り、装飾は最小限
  • カメラ設定の目安:フレーム24/30fps、シャッター1/50–1/60、ISOできるだけ低く
  • コツ:マイクの反響対策(吸音材・カーペット)、色温度は固定、Bロールを事前に列挙

アマチュア向け:機材・持ち物チェックリスト

  • カメラ・レンズ(予備バッテリー2個以上/空き容量のあるカード)
  • 三脚(物撮りは水平出しが容易なギア雲台が便利)
  • レフ板(白・黒・シルバー)、ブロアー、クロス
  • クランプ、養生テープ、延長コード
  • モデル撮影なら姿見・ハンガー・シワ取りスプレー

失敗しない照明:レンタルフォトスタジオ使い方入門(1~3灯)

1灯ライティング

大型ソフトボックスを45°上から当てる。影が強ければ反対側に白レフ板。

2灯ライティング

キー+フィル(弱め) or キー+バックライト。物撮りは立体感、人物は肌を柔らかく。

3灯ライティング

キー+フィル+バックで分離感。背景にライトを当ててグラデーションを作ると雰囲気UP。


スタジオ選びのポイントと料金の目安

  • 設備:天井高、白ホリ/無地紙/自然光窓、電源容量
  • アクセス:駅距離・搬入経路・駐車場、土足可否
  • 料金:1時間数千円~。平日昼は安め。長時間パックで割引。

撮影効率を上げる当日のワークフロー

  • ショットリスト:優先カットから確実に
  • テザー撮影:PCやタブレットで確認、修正を即反映
  • 片付け:原状回復→スタッフ確認→データは二重保存

撮影後の編集・レタッチの基本

RAW現像のすすめ

  • 露出・WB・コントラストの微調整で仕上がりが大きく変わる
  • Adobe LightroomやCapture Oneなどを活用

ポートレイトのレタッチ

  • 肌修正はやりすぎない(自然な仕上がりが好印象)
  • 目の明るさとキャッチライトを調整すると生き生きとした印象に

商品撮影の補正

  • ゴミ取り(スポット修正ツール)
  • 色味の正確さを優先(カラーチャートで合わせるとECサイトに最適)

自宅撮影とレンタルスタジオの費用対効果

  • 自宅:無料だが光源が不安定、背景が生活感あり
  • 屋外:光は豊かだが天候に左右され、他人の目も気になる
  • レンタルスタジオ:数千円の投資でプロ環境 → SNS・ポートフォリオの質UP → 撮影依頼やフォロワー増加につながる可能性大

👉 数千円で「作品の見栄え」「体験」「学習効率」を買えるのは大きな価値。


大阪でのレンタルフォトスタジオ利用例(事例イメージ)

  • 梅田エリア:商品撮影用に白ホリスタジオを利用。大型照明でEC用の統一感ある写真を撮影。
  • 心斎橋エリア:アマチュアがファッションポートレイトを撮影。背景紙と自然光を組み合わせ、SNS映えする仕上がりに。
  • 難波エリア:YouTuberが動画撮影。防音性のあるスタジオで安定した音声収録に成功。

レンタルフォトスタジオに関するよくある質問

(※前回のFAQに加え「大阪利用」を強化)

Q. 大阪の主要エリアで初心者が使いやすいのは?

A. 心斎橋や堀江の小規模スタジオはリーズナブルでスタッフ常駐が多く安心です。

Q. 大阪以外からの利用はしやすい?

A. 新大阪駅や大阪駅近辺のスタジオは県外ユーザーに便利。出張撮影にも対応。


まとめ|今日から“スタジオ撮影デビュー”しよう

次の一歩(準備)

  • 目的を明確化 → ショットリスト作成 → 簡単な1~2灯ライティングを決める

予約前チェック

  • 常設機材、料金、延長・キャンセル、アクセス。迷ったらスタッフ常駐のスタジオを選ぶ

当日の動き

  • 早めの入室・テスト → 優先カットから撮る → 片付けは5~10分前に開始

スタジオ撮影は「再現性」と「学びやすさ」が最大の魅力です。初回から完璧を目指すのではなく、毎回少しずつ改善点を見つけて成長していきましょう。

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Ctit-Phot
大阪市淀川区西中島にある Rental Photo studio Crit Lab(レンタルフォトスタジオ クリット ラボ) は、 アマチュアカメラマン・地下アイドル・素人モデルの撮影や商品撮影に最適な、自然光と白ホリ背景を活かしたレンタルフォトスタジオです 「SNS映えする写真を撮りたい」「ポートフォリオ用の作品撮りをしたい」「動画やチェキ会もできるスタジオを探している」そんな方々のために、当スタジオは初心者でも使いやすい設備と環境を整えています。
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